2022.1.13 起業コンシェルジュインタビュー 若林 哲平氏

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2022.1.13


「起業のことを相談してみたいけれど、どのコンシェルジュに相談すればいいか迷っている。」
「コンシェルジュがどんなことをしている人なのか興味がある。」
そんなみなさまにスタハTAMAコンシェルジュのことをもっと知って頂くために
各コンシェルジュにご自身のこと、起業相談のことをインタビューしました。

第7回目は若林 哲平コンシェルジュです。

若林 哲平氏


若林 哲平氏プロフィールはこちら



【現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。】


現在経営している会社では、創業初期の起業家の方々への融資による資金調達の支援を専門で行なっています。
わずか3名の小さな会社ですが、年間200件、累計では600件以上の融資の支援をさせていただいており、起業家の方のご相談や壁打ちも承っているところです。


【日本の現状を見た時、起業しやすい環境が整っていると思いますか?】


こと融資だけを見た時に、起業しやすいと言っても差し支えないと思います。
理由としては政府系の金融機関、または公的な保証協会などもあり、本来であれば起業したての会社はリスクが高いものではありますが、そういう会社にも積極的な融資による資金調達ができるような環境が整えられています。しかも低い金利で借り入れができるので、日本の創業支援制度は、スモールビジネスとしては海外でも例を見ないところだと思います。


【起業するきっかけや経緯は?】


2008年に行政書士という資格で起業しました。これは行政機関に対して提出する書類の作成代行などをする仕事です。
その後、今の会社である株式会社INQを2018年に立ち上げました。
それまで行なっていた仕事を起業することでもう少し尖らせ、専門に特化していったという感じです。


【起業時の困ったことや失敗談あれば教えてください。】


基本的に失敗したなと思うことはないです。
松下幸之助さんの言葉だったと思うのですが、「雨が降っても自分のせい」という言葉のように、いいことがあればみなさんのおかげ、悪いことがあれば自分の責任のような名言があり、起業してしまえば雨が降っても自分のせいであると思っています。これはすごく大変であり、裁量でもあり、自由でもあり、喜びでもあります。ただ、このスタイルが自分の性にも合っています。
今の2名のメンバーともいい仕事ができています。
大変なことは多いですが(笑)、この活動を経てさまざまなご縁もあるので、基本的にはいいことが多いと思っています。


【物事をプラスに受け止めるメンタルコントロールも大事そうですね。】


そうですね。ビジネスにおいては新しいことをして上手くいなかったことなどザラですし、ここでは言えないようなミスもしました(笑)。
そういうことはありますがいいこともある、という意味では起業しなければよかった、と思うことはありません。


【「Startup Hub Tokyo TAMA」起業相談の得意分野、そしてその際に心掛けていることは?】


融資を含む資金調達全般が得意かなとは思っていますが、わたし自身が個人事業主から小さく始めて法人化していて、小さく生み、大きく育てるをまさにやっている最中ですので、同じ目線に立てるとは思います。本当に初期の初期からいただいている相談を紐解いていって、相談者の言いたいことを汲みつつ、解きほぐすということ。できるだけ核心に触れてフィードバックさせていただくことは面白いなと思っています。

また、相談をいただいた結果、次のステップが明確になるようにすることは意識しているので、どういうトピックかにかかわらず、次の意思決定につながるようには心がけています、


【これまでに印象に残った相談内容は?】


ここでは個人事業主として小さく始める方の相談をいただいていますが、事業計画が苦手という方からのご相談があった際、まずはお話をうかがい、一度やるべきことを整理しました。その時はPCを持ち込み、その場で申請書などを一緒に作ったのですが、1時間ほどあれやこれや一緒に作業をして終わってみると、なんだか友だちみたいな感覚になり、それは楽しい経験でした。その方が開業したらお店に行ってみたいなと思っています。


【相談時にはフレンドリーなことも意識されますか?】


その例は、たまたま相手方のノリもあったのですが、基本的には相手を否定せず、オープンマインドでいることを心がけております。一度フラットにお話をうかがい、謙虚に学ばせていただきつつ、できるだけフィードバックすることを心がけています。

反対にスパッと言ってあげたほうがタメになる時はスパッと言います。切れ味が悪い包丁ほど痛いと言いますが、あくまで対等な立場のまま、上からにならないようなことは心がけています。


【起業相談の前に準備しておいたほうがよいことは?】


具体的なモノとして何か持って来なくてもいいと思うのですが、事業をやるとなると、そのことをずっと考えてしまうと思うんですよね。僕もそうですし、事業をやると一日中そうなる人が多いと思うんです。そういう意味では、ちゃんとスイッチをオンにしておいてください、というところですかね。事業計画がぼんやりしていても構わないのですが、こちらが無理矢理スイッチを入れる場所でもないと思うんです。入れられるようでは、ダメだとも思います。気持ちのスイッチが入っていれば全力でお答えします!


【起業相談をしようか迷っている方へメッセージをお願いします。】


わたし自身が起業しよう、行政書士という資格で開業しようと思った時、それもある意味後ろ盾のない状態でした。全部仕事も自分で取っていくし、入金の確認まで全部自分でやるみたいな状態になった時に聞けるツテもなく、このようなコンシェルジュみたいな制度もなく、遠回りしなくてもいい遠回りを当時はしていたなと思うんです。

でも、今はこうして幸いにもみなさんにはここに経験豊富なコンシェルジュが揃っているので、ぜひご活用ください。お金が取られるわけでもないし、都民の権利としてそこにありますので、臆することなく使ってほしいです。お金がかからない情報収集の手段だと思いますので、使わない手はないと思います。




【インタビューを終えて…】
若林さんと話してみたいなと思った方は
是非、TOKYO創業ステーションHPから起業相談をご予約ください。

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次回のコンシェルジュのインタビューをお楽しみに!