アクセラレーションプログラム 利用者インタビュー 株式会社MAULOA BEAUTE 冠木 美由紀さま

企業イメージ
妥協なき品質を、継続しやすい価格に。
シニアマダムの肌と心を輝かせるドクターズコスメで
かつての夢にチャレンジし、自分らしく歩み出せる社会へ。

COMPANY INFORMATION

株式会社MAULOA BEAUTE

「マダム輝け!」をスローガンに掲げる“東京マダムプロジェクト™”を立ち上げ、その活動の先進事例として2020年に創業。贅沢な美肌成分を惜しみなく配合したドクターズコスメを、継続しやすい価格で提供するブランド「MAULOA BEAUTÉ」を運営。モンゴルでの現地法人立ち上げなど、日本とアジアの架け橋となるグローバル展開も推進している。

代表 冠木 美由紀(かぶき みゆき)

自身の夢であった「理想とするハイエンドな化粧品を、使い続けられる価格で作る」を実現すべく起業。コロナ禍が明けて顕在化した自身の肌の悩みと、同世代の女性たちが抱える「家族に尽くし、自分を後回しにしてきた」という後悔や焦りに向き合い、美を通じて女性の人生を応援する活動を続けている。

①起業のきっかけ
「マダム、輝け!」――自分を後回しにしてきた世代が美と夢を取り戻すきっかけを

起業へと歩み始めたのは、コロナ禍の「マスク生活」から解放され、鏡を見つめる中で受けたショックがきっかけでした。長年、美肌を目指してお手入れをしてきたはずだったのに……想像以上の老化を目の当たりにし、気力も失われそうでした。どうにかして、高品質な処方設計、かつ継続的に購入できる価格の化粧品が作れないかと考え始めると、いてもたってもいられなくなったのです。 また、私たちの世代は「良妻賢母」という言葉のもと、妻として、母として、そして介護を担う嫁として、常に家族のために時間とエネルギーを使ってきました。歳を重ねる中で、自分の人生を諦めている方も少なくありません。しかし、化粧品で、今この瞬間の肌に自信を持つことができれば、「かつての夢」を思い出し、「これから、自分らしく歩む5年、10年を過ごしたい」と動き出せるシニアマダムも多いのではないかと考えました。 「マダムたちの人生を、もう一度輝かせたい」。この抑えきれない想いが、私を起業へと突き動かしました。こうして、ハリ不足や乾燥によるくすみといったシニアマダムの肌悩みに徹底して向き合うドクターズコスメブランド「MAULOA BEAUTÉ(マウロアボーテ)」を立ち上げました。

②販路開拓に向けて
専門家視点で見出された魅力を元に、ブランドイメージを刷新
インタビュー風景

ただ、全くの未知である化粧品業界に飛び込んだため、販路開拓の仕方や、商品をPRする方向性などわからないことばかり。「業界の王道を知り、自社商品の魅力を最大限に伝えたい」という想いが募り、アクセラレーションプログラム(以下、アクセラ)に応募しました。 アクセラの存在は、TOKYO創業ステーションの「プランコンサルティング」を受けた際に知りました。アクセラで最もありがたかったのは「伴走型の経営相談」です。美容領域に精通した専門家の先生には、学習塾の「個人指導」のように親身に相談に乗っていただきました。それまでは、自分の経験と主観で事業を進めてきましたが、先生からいただいた「引き算のアドバイス」で、やるべきことやPRポイントにだけ集中したことが「MAULOA BEAUTÉ」を大きく変えることになります。 アドバイスで劇的に変わったのは、商品パッケージと展示会のブースです。当初は、デパコスを意識し、ゴールド基調の高級感あるパッケージを考えていましたが、「ラボ(研究室)発のドクターズコスメであることがアピールポイント」と助言を受け、クリアホワイトとプラチナを基調とした清潔感のあるトーンへ全面変更。あわせて、展示会「ライフスタイルWeek」のブースも、ラボをイメージさせるシンプル設計へ。先生は、展示会当日も「専門家派遣」として来てくださり、「商品を際立たせるには余計なものを置かない!」と、開場ギリギリまでブースの調整をしてくださいました。結果、同業他社からも注目されるほどの集客を実現でき、ドクターズコスメとしての認知を確立できました。 また、「顧客ニーズ検証のワークショップ」では、参加者から「男性もキレイになりたいんだよ」という言葉をいただき、ターゲットがシニアマダムだけではないのかもしれないという気づきを得ました。その後、アクセラの「顧客インタビューサービス」を活用したところ、「男性向け商品」のニーズがはっきりと見え、現在はメンズラインの開発を検討し始めています。 さらに、「ニーズ検証・販路開拓費の助成」は、展示会の出展料・ブース製作費・サンプル費用・メインビジュアルを含むパンフレット・チラシ作成デザイン費、印刷代として活用いたしました。「まずは、とにかくいいものを!」と思いきって予算をかけることができ、集客やブランドイメージアップに貢献してくれました。

③これからのビジョンは?
日本からモンゴル、そして世界へ。日本品質の信頼を背負い、笑顔の連鎖を広げたい
インタビュー風景

今後は、2025年9月に立ち上げたモンゴルの現地法人を拠点に、現地の肌悩みに応える新たなシリーズ展開を加速させます。展示会を通じて「日本製品への圧倒的な信頼」を肌で感じたことが、海外展開へと向かう自信となりました。 国内でも、百貨店やホテルでのイベント、雑誌とのタイアップなどを通じて、一人でも多くのシニアマダムに「MAULOA BEAUTÉ」の商品をお届けしたいと考えています。ユーザー様の中には、「自分に自信が持てるようになった!」と笑顔で語り、夢だった「サンドイッチ店開業」に向けて歩み始めた方もいらっしゃいます。美しさを取り戻したマダムたちが、胸に秘めていた夢を次々と具現化させていく。そんな笑顔と夢があふれる社会に貢献することが、私の喜びです。TOKYO創業ステーションでは、(アクセラとは別に)経営課題を気軽に相談できる「コネクトマネージャー相談」もあるので、今後はこちらを活用しながら、事業展開を加速させたいと考えています。

④申請を検討している起業家へのメッセージ

創業初期は誰もが「これでいいのか」と迷うものです。しかし、アクセラのような支援制度を活用すれば、経験豊富な専門家が、自分だけでは気付けなかった視点を授け、最短距離での進むべき道を照らしてくれます。たとえレッドオーシャンと言われる厳しい業界であっても、自分が本当にやりたいこと、解決したい課題があるのなら、恐れずに挑戦してください。TOKYO創業ステーションの事務局や専門家の先生方は、私たちの背中を押し続けてくれる心強い味方です。