2026年1月26日、TOKYO創業ステーションにて、Advance Port主催「先輩起業家に聞く!起業の準備と心構えⅡ」を開催しました。昨年7月の第一回が大変好評だったことを受け、今回は“スキル・マインドセット”をテーマに、より実践的な内容へと深化。会場・オンラインのハイブリッド形式で行い、多くの創業準備者の皆さまにご参加いただきました。
【2026年1月26日開催】
◇1月26日開催◇
TOKYO創業ステーションの先輩起業家に聞く!起業の準備と心構えⅡ
~情熱が道をひらく。リアルと向き合い、理想を形にしたふたりの起業物語~
■ 先輩起業家2名が語る、創業初期のリアル
今回登壇いただいたのは、TOKYO創業ステーションの女性起業ゼミ・プランコンサルティング・創の実などを活用し、現在事業成長フェーズにある 株式会社奥なな商店 代表取締役 奥山奈菜子 氏と Amber & Jade Roasters 株式会社 代表取締役 小竹秀一 氏のお二人。
モデレーターは、TOKYO創業ステーションのプランコンサルタントやコネクトマネージャーとしても活躍する洞口コネクトマネージャーが務め、創業者の“本音”を引き出すディスカッションが展開されました。
■ 起業の動機から資金、物件選びまで
ディスカッションでは、創業準備者が抱える疑問に対し、お二人が真正面から回答。特に印象的だったのは、起業に必要な資金や物件取得の実態など、普段は聞きにくい“リアルな数字”が次々と語られた点です。奥山氏は「飲食業は想定外の出費が続くため手元資金の確保が重要」と強調、小竹氏は、立地よりも“理想の焙煎機”への投資を優先。「設備投資は事業の核」と語りました。物件選びでは、奥山氏の「2年間探し続け、家賃交渉に2ヶ月半」、小竹氏の「条件の引き算で1週間の即決」など、対照的ながらも学びの多いエピソードが共有されました。
■ 泥臭い営業こそ最強の武器
SNS発信やチラシ配布など、創業初期の集客についても具体的な実践例が紹介されました。
- ・Instagramをほぼ毎日更新(奥山氏)
- ・家族総出でのポスティング(両氏)
- ・SNSの使い分けでファンづくり(小竹氏)
洞口マネージャーからは「チラシ配りは今も売上に直結する強力な手法」という補足もあり、参加者からは「明日から実践できる」との声が多く寄せられました。
■ 創業計画と現実のギャップ
計画通りに進まない現実をどう乗り越えるかという問いに対し、両氏は共通して「柔軟な軌道修正力」の重要性を強調しました。
- ・計画書は“机上の空論”になり得る(奥山氏)
- ・数字よりも“なぜ起業するのか”の言語化が大切(小竹氏)
洞口マネージャーは、公庫データを交えながら「自己資金の中央値は230万円」といった基準値を提示し、参加者が自分事として考えられるよう導きました。
■ 交流会では質問が止まらない
セミナー後には会場参加者を対象に交流会を実施。奇しくも全員が女性の創業準備者・創業者で活発な意見交換が行われました。 両氏からは「TOKYO創業ステーションを使い倒してほしい」との力強いメッセージもいただき、参加者にとって大きな励みとなりました。
■ 参加者アンケートから見えたこと
事後アンケートでは、回答者の9割以上が「大いに満足・満足」と回答。
特に、
- ・起業への不安が軽減した
- ・具体的な行動イメージが湧いた
- ・先輩起業家の“リアル”が励みになった
といった声が多く寄せられました。
■ 総括
本イベントは、創業初期のリアルな経験と実践的なノウハウを共有し、参加者の背中を力強く押す内容となりました。
奥山氏・小竹氏が起業仲間に送るメッセージとして語った「計画通りにいかなくても走り出す勇気」「お客様の声に耳を傾け続ける姿勢」は、これから一歩を踏み出す方々にとって大きな指針となったはずです。
また、両氏から「Advance Portの支援に今後も期待したい」とのコメントもいただき、事務局も継続的な支援の重要性を改めて認識する機会となりました。
Advance Portでは、今後も参加者の声に寄り添いながら、より実践的で共感を呼ぶ創業支援の場を提供してまいります。
◆登壇者のご紹介◆