TAMA 女性起業ゼミ12期 開催レポート

女性起業ゼミ第12期 女性起業ゼミ第12期

講師:柏﨑 裕介氏 
ゲスト講師:吉井 慎人 
実施期間:2022年12月19日(月)~2023年3月14日(火)
セミナー概要

本セミナーでは「ビジネスのアイディアを整理できている方」を対象に、ワークを通して考えを言語化し、
仲間からのフィードバックによってビジネスアイディアを磨き上げるためのプログラムをご提供しています。
プログラムは前期4日程、後期4日程で構成され、前半でビジネスモデルを整理し、後半ではビジネスに関わる数字について学んでいきます。
今回はTAMA女性起業ゼミ12期の開催レポートをお届けいたします。

参加者の属性

<年齢>

参加者の年齢グラフ

年齢

20代以下 30代 40代 50代 60代以上

<現在の就業状況>

参加者の就業状況グラフ

現在の就業状況

会社員(正規雇用) 会社員(非正規雇用) フリーランス(開業届提出なし) 個人事業主(開業届提出あり) アルバイト・パートタイム

【前期】講義の様子

令和4年度4回目の「TAMA女性起業ゼミ」では、TOKYO創業ステーションTAMAプランコンサルタントの柏﨑裕介先生を講師にお招きして開催しました。
参加者は同年代の方が揃い、既に開業して個人でビジネスを始めている方や、勤め先企業の退職と並行して開業準備を進めている方など様々な状況の方にお集りいただきました。
前期4日は「ステップアップゼミ」という位置づけで、アイディアからビジネスモデルを作ることがゴールです。具体的なカリキュラムとしては、1日目「創業テーマをまとめる、見込み顧客について」、2日目「市場調査して勝ち目を見つける」、3日目「見込み顧客へのヒアリング発表会、経営資源の洗い出し」、4日目「ビジネスモデルについて」について学んでいきます。また、今回は特別企画として2日目、4日目にTOKYO創業ステーションTAMAマーケティング・プロモーション専門相談員の吉井慎人先生にゲスト講師として登壇いただき、様々な市場調査の手法を実践的に学びました。
講義は柏﨑先生からの説明とワーク、ディスカッションを織り交ぜながら進めていきます。柏﨑先生が生み出す和やかな雰囲気の中で、参加者同士もすぐに打ち解け、活発に意見交換をしていました。講義中に取り組んだワークや宿題の発表を行う都度、講師と他のメンバーから厳しいダメ出しやフィードバックを受けることを繰り返しながら、相互に気づきを深めてアイディアをブラッシュアップしていく様子が見て取れました。
起業を志す仲間たちと机を並べ、意見を交わしながら事業計画の作成や開業準備を進められることも女性起業ゼミの醍醐味です。

講義写真
講義写真
講義写真

開催日時:2022年12月19日(月)~2023年1月24日(火)13:30~17:00
※計4回/初回のみ13:00~17:00

【後期】講義の様子

3/17更新! 後期のゴールは「事業計画書をつくりあげる」ことです。前期でまとめたビジネスモデルを設計図として、商品の仕入・販売の流れ、運営に必要な経費、販売目標とそれに必要な行動、お金の出入り、その他の事業リスクなどを4日間にわたって学んでいきます。
今回の参加者は数値計画を初めて作成する方が多く、不安を感じていらっしゃる方もいらっしゃいましたが、柏﨑先生が自習用の説明動画を作成するなど、参加者の理解が進むように手厚くサポートしていました。
また、プランコンサルティングの個別相談や専門相談を併用しながら事業計画書の作成を進めている参加者も多くいらっしゃいました。個別相談を活用することで、講義中に作成しきれなかった項目を相談員の個別指導を受けながら補完できることも女性起業ゼミのメリットです。
講義の最終日となる8日目は、3カ月にわたるゼミの集大成として参加者毎に事業計画書の発表会を行います。発表後のフィードバックでは、他のメンバーや先生との質疑とディスカッションを通じて、事業化への新たな課題や気付きを得る時間となりました。
発表後には、起業に役立つ各種支援策(TOKYO創業ステーション、東京都中小企業振興公社、国・自治体等)の事業化支援施策について柏﨑先生にレクチャーいただき、TAMA女性起業ゼミ12期の全日程が幕を閉じました。

講義写真
講義写真
講義写真

開催日時:
2023年2月14日(火)~3月14日(火)13:30~16:30 ※計4回

TAMA女性起業ゼミ12期を終えて

集合写真


<参加メンバーの感想>

  • 先生や皆様の辛抱強く手厚いサポート、ゼミ生の皆様の前向きな雰囲気のおかげで大きく遅れをとりながらもなんとか事業計画書の全貌をつかむことができました。
  • 事業計画書を作成するための、原理原則を学ぶことできました。
  • (事業計画の作成を)現実的にすすめることができました。理想だけでは、誰でも出来ることなんだと思いました。
  • 自分の事業を複数の方に客観視していただきフィードバックをもらえる点が良かったです。 創業動機について、わざわざ会社を退職してまでも「やりたかったこと」を最後に再確認することが出来ました。ありがとうございました。

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