TAMA 女性起業ゼミ13期 開催レポート

令和5年度4月～6月に行われたTAMA女性起業ゼミ13期の開催レポートをお届けいたします。
今回はTOKYO創業ステーションTAMAプランコンサルタントの五十嵐暁美氏が登壇し、TAMAで初めて女性講師によるゼミを開催しました。
受講生は30～60代で、会社員として働きながら副業としての事業計画書作成を進めたい方や、既に開業済みで今後の事業計画をブラッシュアップしたい方など様々な目的を持つメンバーが集まりました。
【前期】
前期のテーマは、1日目「理念とビジョンを明確にする」、2日目「事業の根拠を調べる」、3日目「リサーチに基づく戦略立案」、4日目「ビジネスモデル発表会」です。
五十嵐先生からはゼミ冒頭のご挨拶で、独立当初のお気持ちや、同じ女性としてこれから目指す姿についてお話をしてくださり、会場全体の共感を呼んでいました。受講者の皆様は、自分の体験や、今までの人生で感じてきた課題をビジネスで解決していきたいと考える方が多く、それぞれの知見を活かしたフィードバックが可能になり、活発な意見交換が行われていました。

【後期】
後期のテーマは、5日目「財務諸表、単価設定」、6日目「販売戦略」、7日目「損益分岐点、資金繰り表」、8日目「事業計画の発表」です。
後期の講義内容は「数値計画」について、先生からの質問やコミュニケーションを交えながら、より細かく見ていきます。
事業計画書の項目にも含まれている「数値計画」について、見慣れない何種類もの数字が書かれた表ということで取っ付きにくい印象もあるかもしれません。本ゼミでは一緒に取り組み、作成を進めていきます。
「そもそも、数値計画ってなに？」「この表でどういうことがわかるの？」といった疑問をお持ちの方でも、先生よりきめ細かなご説明をいただけますので、ご自身のビジネスに当てはめて作成をしていくことが可能です。
疑問点があればすぐにその場で質問ができるのも、少人数制の本ゼミならではのメリットです。
講義の最終日となる8日目は、3か月にわたるゼミの集大成として一人ひとり事業計画の発表と、各自へフィードバックを行います。
この会期中、アイデアを練り直しながらも着実に作り上げられてきた受講者の皆様の事業計画は、実現性や説得力を増して見ごたえもあり、涙ぐまれながらの発表には思わず聞き手の胸も熱くなるほどの、情熱を感じるものばかりでした。