U25の起業家コミュニティ運営する未来起業家交流会を4年前に立ち上げ、1年前に法人化。累計動員数は1,500人を超え、2018年夏にはクラウドファンディングで100万円を調達し、全国47都道府県で同時開催する「47未来起業」を実施。また、2020年1月に「全ての社会課題を解決する」をビジョンに掲げ、株式会社demmpaを立ち上げ。現在は、もう一つのSNS「demmpa」の開発、運営をしている。
【超実践:起業のいろは】起業初心者が読むべき本ってありますか?
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【超実践:起業のいろは】起業初心者が読むべき本ってありますか?
超実践、起業のいろはシリーズ。
本日は「起業初心者が読むべき本」について、です。
非常に多く質問される内容であり、起業家によって回答が分かれる内容でもあります。
この記事では、僕自身の経験も踏まえながら「起業を目指す人の一歩目」についてオススメの方法をお話ししていきます。
お勧め本はこの2種類!
この”お勧め本”は人によって異なりますので、一参考程度に聞いてください。面白そうだなと思ったらお読みいただけると嬉しいです。
僕なりに起業の一歩目にお勧めしている本はこの2種類です。(まずは具体的な本というよりも、本の種類を紹介させてください。)
1. 起業の全体像が理解できる本
2. 起業家の自伝
これ言ってしまえばどちらも「起業って何?」のイメージがつくような本たちです。
“木を見て森を見ず”という言葉もありますが、何かを学ぶときにはまず全体像から理解すべきです。これは、数学でも社会でもプログラミングでもデザインでも、どんな学問でも同様です。
正直、日本の教育の中で学校で”起業”に触れる機会はほとんどないと言っても過言ではありません。家族や親戚などが経営者の人は幼少期から触れる機会があったかもしれませんが、ほとんどの人にとって、”起業”というものは”起業しよう!”と思ってから触れる概念です。
アルバイトや会社での勤務はしたことあっても、”起業”というのは全く別の概念なため、「何からしたらいいんだ?」そして「自分に起業って本当に向いてるのかな?」と疑問に思うのは当然です。
そのため、まずは全体像を理解する本や記事を読み漁ることで何となく起業に対しての理解を深めてみることがお勧めです。
その後に、自分がやろうとしている事業領域について調べたり、マーケティングやブランディング等の細かい知識の勉強を始めていきましょう。
具体的には何を読んだらいい?
「何となく全体像を理解できる種類の本を読めばいいことはわかったけど、じゃあ具体的に何を読んだらいいの?」
こんな質問が飛んでくると思ったので、僕なりのお勧め本を羅列してみます。全てではなくて良いので、面白そうなものがあればぜひ読んでみてください。
起業の全体像が理解できる本たち
①起業の科学
起業家にとっての必読書。起業のフェーズとそれに伴う罠。そして具体的な行動方法までが網羅されています。
②STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか
日本の有名な起業家が今のサービスに至るまでにどのような行動をしてきたのか、多くの事例がまとまっています。
③逆説のスタートアップ思考
主にスタートアップの本ですが、綺麗にまとまっている。
起業家の自伝
まとめ
最後にまとめです。
– 起業の一歩目のお勧め本は「起業の全体像が理解できる本」か「起業家の自伝」がお勧め!
– まずは「起業って何?」のイメージをつけることで、細部の学びがいきてくる。
個人的にやっぱり”起業家の自伝”はお勧めです。いわゆる自己啓発本なのかもしれませんし、それを読んだところで成功することはありません。
ただ、「起業家ってこんな人たちなのか」というイメージをつけることができます。もちろん、本になってない起業家も多く、一概に起業家といっても、その生き方や創業物語は十人十色なので、それは胸におきつつ読んでもらえたらなと思います。
以上、今回の記事では「起業初心者が読むべき本」について説明しました。何かの参考にあれば幸いです。
三井 滉平氏
26歳 / 一般社団法人 未来起業家交流会 代表理事 / 株式会社demmpa 代表取締役