【3分でわかる起業の基礎】事業計画書

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事業計画書
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【3分でわかる起業の基礎】事業計画書

3分でわかる起業の基礎シリーズ。

本日は「事業計画書」について、です。

よく聞く単語ではあるものの、意外にその定義についてはあやふやなところも多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな事業計画書の定義、そして作成方法の基礎について説明していきます。

事業計画書とは?

「事業計画書」という単語を聞いたことはある人は多いものの、実際にはどのような定義で使われているのかがわかっていない人も多いかもしれません。「事業 + 計画」なので、その名の通り行う事業についての計画なんだろうというイメージは付くものの、いざ自分で作ってみようと思った際に悩んでしまう人もいるかもしれません。

この記事ではそんな「事業計画書」をわかりやすく解説していきます。ただ、「事業計画書」は人によって定義が異なる部分もあるので、ここに書かれているのはあくまで一意見として参考にして貰えればと思います。

それでは、本題です。

事業計画書とは何か。

      

定義と言いつつ、当たり前の言葉を書いてあるだけですね。注目は下にこっそり書かれている「料理のレシピのこと!」という文言です。

事業計画書は簡単に言えば、料理のレシピです!

「???」の方も多いと思いますので、もう少し詳しく説明していきます。

事業計画書は料理のレシピ?

お読みくださってる方がよく料理をされる方はわかりませんが、一度は”料理のレシピ”は見たことがあると思います。書籍なのか、アプリなのか、テレビなのか、どこでも良いので自分が過去に見た料理のレシピをちょっと思い出してみてください。

“レシピ”には作りたい料理の材料と手順が書かれていますね。これこそが正に事業計画書です。

作りたい事業に対しての必要な項目(材料)が洗い出されていて、それが順序よく並んで期限が振られている(手順)資料を事業計画書と言います。

簡単に言えば料理のレシピと同じと言った意味が少し伝わったんじゃないかと思います。

なので、新しく事業を立ち上げたい時は、まずピッチ資料(企画書)にその完成図を示します。そして、その完成図への材料と手順を整理したものが事業計画書という位置付けになります。

料理もレシピがないと作れないように、事業も事業計画書がないと作れません。正確に言えば行き当たりばったりで進んでいくしかなくなります。レシピがないまま料理してる状態と同じです。

ここまでで、その重要性や位置付けのイメージが伝わってきたと思うので、最後に実際にどのように作っていけば良いのかについて解説していきます。

事業計画書の作り方

いざ自分の事業での計画を立てていく手順をご紹介します。

簡単に言えば、上で示した例と同じです。「料理のレシピを作るとき、どうやって作るっけ?」です。まず材料を洗い出して、順番を決めますよね、事業もそれと同じです。

▼事業計画書の作り方

ただ、この進め方はわかっても、いざ自分の事業のやるべきことを洗い出そうと思っても出来ないことも多々あります。それは初めて高級フレンチに行って、”これ何の食材で作られているのか全然わからない、、”と同じ現象です。つまり、”知らない”だけです。

そんな時は、同様の事業を行っている先輩起業家に相談にいくことがおすすめです。どのようにその事業を作りましたか、事業計画書とかって見せてもらえたりしますか?と、聞いてみましょう。

その繰り返しで、自分の事業に対しての事業計画書が出来上がっていきます。

まとめ

最後にまとめです。

以上、今回は事業計画書の基礎的な内容について解説してきました。多くの定義があるものの、根本的な理解として少しでも参考になれば幸いです。一度で完璧に作ろうと思うのではなく、いろんな人の手を借りながら徐々にブラッシュアップしていく思考が大切です。
ぜひ頑張って作ってみましょう!

三井 滉平氏

26歳 / 一般社団法人 未来起業家交流会 代表理事 / 株式会社demmpa 代表取締役

U25の起業家コミュニティ運営する未来起業家交流会を4年前に立ち上げ、1年前に法人化。累計動員数は1,500人を超え、2018年夏にはクラウドファンディングで100万円を調達し、全国47都道府県で同時開催する「47未来起業」を実施。また、2020年1月に「全ての社会課題を解決する」をビジョンに掲げ、株式会社demmpaを立ち上げ。現在は、もう一つのSNS「demmpa」の開発、運営をしている。

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