【3分でわかる起業の基礎】CVR

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【3分でわかる起業の基礎】CVR
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【3分でわかる起業の基礎】CVR

3分でわかる起業の基礎シリーズ。

本日は「CVR」について、です。

この記事では、CVRの定義や計算方法、重要性までを説明していきます。

CVRとは?

まずは定義からです。

CVR(シーブイアール)とは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、日本語では顧客転換率と訳されます。

主にwebマーケティングにて活用される単語で「特定のWebサイトに訪れたユーザーが、そのサイトの目標となる行動をしてくれる割合」を指します。

例えば、webサービスのLPであればユーザー登録率がCVRになり、資料ダウンロードのためのページであればダウンロード率がCVRの指標となります。

そんなCVRの計算式がこちらです。

CVR=コンバージョン数÷サイト訪問数×100

先程の例にもあった、資料ダウンロードが目標のサイトにおいて、100人が訪れて、5人がダウンロードしてくれた場合のCVRは一体幾つになるでしょうか。

上記の式に当てはめると、CVRは「5人(コンバージョン数) ÷ 100人(訪問数) × 100 = 5」となります。なので、このサイトはCVR5%と表現できます。

CVRという横文字や顧客転換率という全て漢字の単語を聞くとイメージがつくづらいかもしれませんが、このように定義や計算方法を見ていくと、難しい単語ではなく、むしろ非常にシンプルな単語であることがわかります。

そんなCVRですが、webマーケティングにおいて最も大切な指標(単語)と言っても過言ではありません。それは一体なぜなのか。

CVRの重要性と活用方法

CVRはwebマーケティングにおいて最も大切な指標であると言いましたが、それはなぜか。

理由は”全てのwebマーケティングのゴールは特定のアクションを実行してもらうこと”だからです。

これはwebマーケティングに関わらずマーケティング全般に言えることですが、マーケティングの目的は自社商品やサービスの販売にあります。そのためにあらゆる媒体であらゆる施策を実行し、ユーザーに届けていきます。

SNS広告を出すことも、メディアコンテンツを作成することも、目新しいキャンペーンを実行することも、おしゃれなLPを作ることも、全ては消費者の心を動かし、自社商品を購入してもらうことが目的であり、ゴールです。

その前提に立つと、CVRはその根本の目標を示す指標であるため、最も重要な知識と言われています。CVRを計測し、高めていくためにあらゆる改善を行っていくことがマーケティングとも言えます。

逆に言えば、CVRを把握しない(理解していない)ままで行うマーケティング活動は全てが無駄になってしまっている可能性が高いとも言えます。

そこまで大切なCVRですが、ではどのように活用していけばいいのでしょうか。

大きく3ステップしかありません。

1. CVRの知識を理解する

2. 自社商品のCVRを把握する

3. 改善施策を行い続ける

まず一番大切なことで、最初のステップはCVRを理解することです。理解しない知識は使うことができません。なので、この記事を読めばこのステップはクリアできます。

そして、自社商品のCVRを把握します。これからリリースする商品の場合はリリース後少し時間が経った後に把握します。(CVRの把握のためには、ゴールを決めなければいけませんので、それも設定します。)

そして、3番の改善をひたすら行い続けます。例えば、商品説明ページであるLPのCVRが1%から2%に変えるためにキャッチコピーの変更や画像の変更を行う、SNS広告のクリック率を上げるために画像変更する、、などです。

この時に大切なことは”試行回数”です。自分の中に答えはなく、ユーザーの反応を元にデータドリブンで改善をしていくことが大切です。とにかく高速で改善を繰り返していくことで、CVRが向上し、自社商品の売上も上がっていくはずです。

まとめ

最後にまとめです。

以上、CVRについてでした。このCVRに関してはCVRそのものの理解は簡単ですが、その改善のために非常に多くの知識が存在している単語でもあります。一つ一つをまた別の記事でも解説していきますので楽しみにお待ちください!!

三井 滉平氏

26歳 / 一般社団法人 未来起業家交流会 代表理事 / 株式会社demmpa 代表取締役

U25の起業家コミュニティ運営する未来起業家交流会を4年前に立ち上げ、1年前に法人化。累計動員数は1,500人を超え、2018年夏にはクラウドファンディングで100万円を調達し、全国47都道府県で同時開催する「47未来起業」を実施。また、2020年1月に「全ての社会課題を解決する」をビジョンに掲げ、株式会社demmpaを立ち上げ。現在は、もう一つのSNS「demmpa」の開発、運営をしている。

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