【3分でわかる起業の基礎】BS/PL

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【3分でわかる起業の基礎】BS/PL
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【3分でわかる起業の基礎】BS/PL

今更聞けない用語解説シリーズ。

本日は「BSとPL」について、です。

どちらも一度は聞いたことがある単語かもしれませんが、ちゃんと理解までできている人は少ないのではないでしょうか。この記事ではそんなBSとPLについて解説していきます。

BS/PLとは?

経営学の学問の中では、簿記で勉強したことがある人もいるかもしれません。ただ、勉強したことがない人にとっても、経営者にとっては必須となる知識です。

まずはその言葉の定義から説明します。

BSとはBalance Sheet(バランスシート)の略であり、日本語では「貸借対照表」と呼ばれています。会社の財政状態を表す表です。

PLとはProfit and Loss statement(プロフィットアンドロスステートメント)の略であり、日本語では「損益計算書」と呼ばれています。会社の経営成績(儲け)を表す表です。

貸借対照表のことをBSと呼び、損益計算書のことをPLと呼びます。

ここまでを読んでも、何のことだかわからないと思うので、もう少し具体的に説明していきます。

BSから解説します。

BSは下のような図です。左と右に分かれており、左に資産、右の上に負債、下に純資産が入ります。この図の位置関係は記憶してください。

貸借対照表

引用:貸借対照表

BSをざっくり言えば、どこからお金を調達してきて、何に使ったかを示した表となります。例えば、銀行からお金を融資で500万円調達した場合は、負債に500万円と入ります。また、自分で貯めたお金100万円を使って会社を始める場合は純資産に100万円と入ります。

そして、そうやって調達してきたお金を使って、PCを50万円分買ったとします。そうした場合、資産の欄に「備品50万円」が追加されます。

これをひたすら繰り返していき、現時点での会社の状態がどうなっているのかを示す表がBSです。再度言いますが、どこからお金を調達してきて、何に使ったかを示した表です。

続いて、PLについても解説します。

PLは単純なので理解しやすいと思います。

PL

引用:PL

それぞれの位置関係は覚えてもらうとして、大事なのは何を示している図なのかです。PLはシンプルに会社の利益がどれくらいか、収益構造はどうなっているか、を示している表です。

収益(売上)と費用の金額と関係、純利益がプラスなのかマイナスなのか、これらがわかります。Profit(利益)&Loss(損失)という名前の通り、収支が記録されていきます。

BSとPLの関係性とは?

さあ、ここまではそれぞれの表に関しての解説をしてきました。ここからは2つの関係性について解説します。なぜ2つの単語を同じ記事の中で解説しているかというと、その関係性を理解することが大切だからです。

とはいえ、一回聞いただけではBSやPL自体の単語の意味も、そして2つの関係性も分かりづらいと思います。なので、この記事を何度も繰り返し読んでみたり、別の記事も読んでいただくことで、より理解が深まっていくと思います。まずはざっくりとイメージだけつかんでください。

では、2つの関係性についてです。

BSは現時点での会社の状態を表すのに対して、PLは一定期間(例えば1年間)の会社の成績(売上や費用の詳細)を示します。

なので、2つの表は下記のように連動しています。

BS,PL

引用:BS,PL

期初・期間中・期末というの決算時期を基準とした表記です。通常は1年間で決算するので、12月決算だとして、期初が1月、期間中が1~12月、期末が12月というイメージです。

まず会社を立ち上げる時には、お金を調達します。これが資本金と呼ばれるものです。そして、その調達先に応じて、BSの負債か純資産に追加されます。

続いて、その資金を使って何らかの資産を作ります。例えば、服を作ったり、エンジニアであればPCを買ったり、調達したお金を売上の元となるものに変換します。

そして、その資産を使って売上を作ります。例えば、服を作った会社では1年間かけてその服を販売して売上を出します。そして、その過程で広告費や人件費などで費用がかかり、期末には年間の収支が出ます。売上の方が多ければ利益が、費用の方が多ければマイナスとなりますが、ここでは利益が出た事として話を進めます。

期間中の活動で出た利益は、その会社の純資産としてBSに計上されます。そして、その翌年はその純資産を含めたお金を使って、また売上の元となる資産を作り、販売し、売上を出し、利益を出していきます。

このようにBSとPLは連携した関係となっています。

再度上で説明した定義を書きます。

BSは現時点での会社の状態を表すのに対して、PLは一定期間(例えば1年間)の会社の成績(売上や費用の詳細)を示します。

今の説明を消えば、何となくこの定義の理解が進むのではないでしょうか。こうやって毎年資産を作り、利益を出し、BSを大きくしていくことが経営者が行っていることです。

そして、このBSは全ての会社共通の表なので、経営者の通知表とも言えるものです。だからこそ、経営者にとっては必須となる知識というわけですね。BSやPLの意味を知らないと、数学の公式を知らないままテストに臨むという事になります。

この記事で少しでもその定義や関係性が伝われば嬉しいです。

まとめ

最後にまとめです。

以上、BSとPLについてでした。

こちらの本により詳しい説明や関係が記載されているので、おすすめです!

財務3表_本

三井 滉平氏

27歳 / 一般社団法人 未来起業家交流会 代表理事 / 株式会社demmpa 代表取締役

U25の起業家コミュニティ運営する未来起業家交流会を4年前に立ち上げ、1年前に法人化。累計動員数は1,500人を超え、2018年夏にはクラウドファンディングで100万円を調達し、全国47都道府県で同時開催する「47未来起業」を実施。また、2020年1月に「全ての社会課題を解決する」をビジョンに掲げ、株式会社demmpaを立ち上げ。現在は、もう一つのSNS「demmpa」の開発、運営をしている。

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