【超実践：起業のいろは】起業系のイベントって参加して意味あるの？

超実践、起業のいろはシリーズ。

本日は「起業系のイベントって参加して意味あるの？」です。

僕自身、起業したい方の相談を延べ2,000人以上は乗ってきました中で、僕自身の経験も踏まえながらお話ししていきます。

すごく具体的な質問ですね。個人的な回答ですが、（特に最初は）積極的に参加することをお勧めしています。

「イベントに参加しても起業ができるようにならない」という意見もあり、聞いたことがあるかもしれません。もちろんイベントに参加しているだけで成功はしません。

ただ、これは0か100かの話ではなく、グラデーションの話です。良いイベントもあまり意味ないイベントもあるし、イベント参加して成長が加速する人もいるし、イベント参加自体が目的になってしまう人もいます。

要は「何のためにイベントに参加するのか」と「その目的達成のためにどのイベントに参加するべきか」を考えながら、行動することが最も大切であるということです。

とはいえ、起業に向けて行動を始めた段階では、そもそも何を目的にすれば良いのかわからないし、どのイベントが良いイベントなのかの検討もつきません。

なので、最初はいろんなイベントにとにかく参加してみることがお勧めです。（明らかに怪しいイベントはやめておいた方が良いですが、、。）

なぜなら、イベントに参加することで、「起業に対しての解像度」が上がっていくからです。

実際の起業家にはどんな人たちがいて、起業をしようとしている同世代はどんな人がいるのか、どの知識が必要でどうやって学ぶ必要があるのか、などなど、まずは起業する際の解像度を高めることで、自分の行動イメージが鮮明になっていきます。

その中で、共に起業する仲間に出会えるかもしれないし、尊敬する先輩起業家にも出会えるかもしれません。

志望校選びの時に多くの学校を知っておいた方が意思決定がしやすいように、起業においても、まずはその業界で働く人や実際の起業家に触れることが大切です。

そのために、まず色んなイベントに参加することは手っ取り早い手段であると思っています。

ただ、ずっとイベントだけに参加していてもあまり意味がないことも事実なので、僕の場合は期間を決めて参加をし続けていました。例えば、この3ヶ月はとにかくイベントに参加しまくっていろんな人に出逢おうと決めて参加するなど、です。

あくまでイベント参加は手段であり目的ではありません。そこを忘れないようにしましょう。

とりあえず多くのイベントに参加してみることがお勧めですが、実際にイベントに参加した時のポイントについても解説します。

自分も心がけていたかなり具体的なポイントです。

1. 事前に数値目標を立てておく

知らない人だらけのイベント参加は怖いものです。気づいたら誰とも喋らずに帰宅するという事もあるかもしれません。なので、3人と連絡先を交換するなど、事前にこれだけ達成できたらOK！のラインを決めておくと良いでしょう。

2. 主催者と繋がる

少しテクニック的なポイントですが、機会があればぜひ主催者の方とお話ししてみてください。一番人脈があるのは企画している本人ですので、その後に色々な人を紹介してくれるかもしれません。

特に2に関しては、僕自身もイベント参加してる際に先輩からアドバイスとして貰った点です。

特に登壇系のイベントの場合、多くの人は登壇者と繋がるために話しかけにいきます。これは間違ってはいないのですが、やはり大人数と話しても登壇者の印象に残りません。一方で、主催者側の人はそこまで話しかけられていないことが多いです。

ただ、冷静に考えてみてください。主催者の方は登壇者と繋がりがあり、呼んでいるわけですし、むしろ主催側の方がイベントを企画している側なので、人脈が広いパターンも多々あります。

そういった事もあり、人脈を広げたい、いろいろな人と話してみたいという目的でイベント参加した時は、あえて主催者側の人に話しかけて、繋がってみるのも一つの手段です。

自分でも数多くのイベントを企画してきましたが、意外に主催側に話しかけてもらえると嬉しかったりするので、顔を覚えていたりします。ぜひ参考にしてみてください！

最後にまとめです。

以上、個人的な意見も多いですが、意思決定の参考にしてみてくださいね！