2020.11.11 誰でもできる起業のはじめかた

起業の定義を難しく考えすぎない

起業したいのにできないと考えている人の多くは難しく考えすぎて行動できていないだけ、と語るICHIRO氏。
起業にはお金、人脈、天才的なアイデアなどが必要と思われがちだが
本質は高校生が文化祭で焼きそば屋さんを出すことと同じ。
起業の本質とは会社設立ではなく、ビジネスを興すこと＝商品やサービスを作ることだと語ってくださいました。

起業を確率論で語るのはやめよう

ICHIRO氏も起業するまでに「会社を興しても数年後に存続している確率はわずか数パーセントだよ」と何度も言われたことがあるそうです。
しかし、そんな統計上の数字を気にするのは無意味だとICHIRO氏は語ります。
起業はギャンブルではないので、その確率はあくまでも結果論。
失敗した要因が必ずあるので、確率だけでどうせ失敗するだろうと思うのはやめよう、と前向きなメッセージを発信してくださいました。

ビジネスは小さく始めるのが重要

起業というと「このアイデアにかける！」と意気込んで借金をして会社を興すような考えになってしまいがちだが
シンプルに自分ができることを商品にして世の中にだすほうが失敗がないそうです。

人から求められることを継続しよう

ICHIRO氏は実は最初はYoutubeでゲーム実況や筋トレのチャンネルをやっていたそうです。
毎日動画を投稿してもチャンネル登録者は1000人前後だったので、4度めの挑戦で今の英語チャンネルをスタート。今年で10年目になるとのこと。
最近バズったと思われているが、実は下地となる経験があり、その継続がなければ大きく「はねる」こともなかった。
つまり、人から求められていることを継続することが重要とICHIRO氏は語ります。

自己分析はめっちゃ大事！

教育の影響で日本人は自分の意見を言うチャンスがあまりなく、周りにあわせる、言われたことをやるケースが多いので
自分はどうしたい、何が好き・嫌い、という「自分なりの基準」ができていない人が多い、とICHIRO氏は分析します。
日々、自分がやりたいことや好きなことをアウトプットすると段々「自分なりの基準」がわかってくるそうです。
例えば日記やブログ、Twitterなどに書いたり、人に話すと良い、とアドバイスしてくださいました。

人の目は無視していい

世の中に同じ人はおらず、みんな違うので、一つの型に人間をあてはめることはできない、
人目を気にして本当の自分ではない人を演じたり、無理して型にあてはめる必要はない、
と力強いメッセージを発信してくださいました。

最後に…
時間いっぱいまでパワフルでポジティブなメッセージを発信してくださったICHIRO氏ですが
イベントに参加してくださったみなさんのコメントに全て答えられなかったことを非常に気にかけて
第一部終了後の交流会でしっかり答えてくださいました。