2021.07.05 なぜ今、学生起業なのか~新しい未来を自分でつくるために~ ①
2021.7.20
7月5日(月)にTOKYO創業ステーションTAMA1周年記念イベントとして開催した、「なぜ今、学生起業なのか~新しい未来を自分でつくるために~」のイベントレポートをお届けします。
将来に対しての不安や迷いを感じている方も多いのではないでしょうか。
「起業」はあくまでもゴールではなく、手段の1つ。自分らしく生きるための選択肢として「起業」について知ってみませんか?
「やりたいことがまだ見つからない」
「将来の選択に対しての後押しがほしい」
そんな方は是非このイベントを通じて、「自分らしく生きるための一歩」を踏み出してみましょう!
登壇者に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長でベストセラー「1分で話せ」の著者である伊藤羊一さんをお招きして、これから起業を目指す方に対して、勇気が出る熱いメッセージを沢山いただきました!是非見逃した方はこちらをご覧ください。
「あなたも一歩踏み出して突き抜けよう!」
伊藤羊一 氏
(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長/Zホールディングス株式会社 Zアカデミア学長)
東京大学経済学部卒、1990年日本興業銀行入行、企業金融、債券流動化、企業再生支援などに従事。
2003年プラスに転じ、ジョインテックスカンパニーにてロジスティクス再編、マーケティング、事業再編・再生などを担当後、
執行役員マーケティング本部長、ヴァイスプレジデントを歴任、経営と新規事業開発に携わる。
2015年4月ヤフーに転じ、現在Zアカデミア学長、Yahoo!アカデミア学長としてZホールディングス、ヤフーの次世代リーダー開発を行う。
またウェイウェイ代表、グロービス経営大学院客員教授としてリーダー開発を行う。
若い世代のアントレプレナーシップ醸成のために2021年4月より武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)学部を開設、学部長に就任。
代表作「1分で話せ」は50万部を超えるベストセラーに。その他「0秒で動け」「1行書くだけ日記」「ブレイクセルフ」など。
10年で世界は変わる!
とにかく世界は変わっています。現状維持だと取り残されてしまう時代。今はこの時代の潮流に乗らないと絶対ダメ!
アメリカではフォードが自動車を販売して10年で馬車から自動車に変わりました。他にはiPhone、iPadが出て皆さんの生活が一変しました。
今はPC→インターネットを経てIT第3の波が来ています。AI、IoT、5Gなど、これらが今後更に世界を大きく変えていきます。
「INTERNET OF EVERYTHING」全てのものがインターネットに繋がり、家電、決済、ヘルスケア…全ての領域で今まで考えられなかった変化を起こすことができるようになります。
それにより膨大なデータが集まります。データが貯まれば貯まるほどAIは賢くなり、今後はどんどんAI活用されていきます。
今後はとにかくAIの時代になるでしょう。
働き方が変わる!
これからの時代はリモートワークにより、働く時間、場所が自由に選べるようになります。コロナの影響で更に加速しています。
この変化がもたらすものは、自由に選択できるようになる=自分の人生を徹底的に自分でリードできるようになるということです。
レンタルサーバーやクラウドサービスなど便利で安価なサービスが溢れ、昔のように何かを始めるのに大きな投資も不要になっている現代、
起業という選択肢を誰もが気軽に選ぶことができる時代になってきています。
自らを導く
新入社員時代は仕事のモチベーションが低く、不良社員でダメだった私。そんな私が一つの仕事をきっかけに自分の仕事で人を喜ばせることができることを経験しました。
その日から目の前の「あなた」を幸せにしたい!それだけしか考えないようになりました。これが私のモチベーションの源泉になっています。
起業を目指していく中で、起業の前提になるものは何か?何をもって意思決定していくのか?というと、
「譲れない想い」(信念)しかありません。
起業をする際には、辛いことも多くあります、人にバカにされることも多くあります。これら全てに耐えなければならない。どうしたら耐えられるのでしょうか。
「私はこれがやりたい!」という譲れない想いに従うしかありません!
「周りの人は失敗すると言うが、私はできると思っている」…だからこそビジネスが成り立つんです!
それでは譲れない想いはどこから生まれるのか?
「自分の中の譲れない想いは何か」「自分はこの世の中をどうしたいんだ?」を今一度自分に問いを投げかけててみてください。
これは過去の自身の経験から生まれます。人それぞれの人生があり、オンリーワンの想いがあるはずです!
是非皆さんも「何かやってみたい!」と思っている方は、譲れない想いに従って一歩踏み出してみてください!
参加者のアンケート
「とりあえずやってみる、と繰り返し述べられていて、私もやってみようという気持ちになれた」 21歳以下女性
「今後の人生のために有利か、有利じゃないかではなく、何を今やりたいのか、実現したいのかでやってみるのが重要というのが分かった」30歳以下男性
「何個かこういう起業関係のセミナーを受講してきましたが、唯一現実的で信頼できる話が聞けた気がします」 21歳以下男性
所感
100名を超える学生が参加し、伊藤さんからの熱いメッセージに大いに刺激を受けたようでした。
とにかく自分の本当にやりたいことは何か?を考え、まずは譲れない想いを軸にとにかくやってみることの大切さを学びました。
スタハからのメッセージ
StartupHubTokyoTAMAでは、学生の皆さんのチャレンジを応援しています!
やりたいことがある方、アイデアは決まっていないけど譲れない想いがある方、同世代の熱い仲間を見つけたい方、
どんな方でもウェルカムです!一緒に自分が本当にやりたいことを見つけてチャレンジしてみませんか。