スタハ起業家インタビュー
みなさんこんにちは!Startup Hub Tokyo TAMAの広報です。
今回は、TOKYO創業ステーション利用者でもある株式会社フェミウェル代表の那須 彩さんに起業までの道のりについて、インタビューを行いました。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1. 起業をすると決めた理由
- 2. 起業して大変だった事
- 3. 現在挑戦している事
- 4. なぜこの事業で起業したいと思ったのか?
- 5. 事業のこだわりポイントを教えてください
- 6. 起業してまず何から始めましたか?
- 7. どのように『Startup Hub Tokyo(スタハ)』を利用しましたか?
起業をすると決めた理由を教えてください
2020年~不妊治療と仕事を両立し34歳で出産。20代からの生理不順を放置し、婦人科にかかってこなかったことを後悔しました。
不妊治療中、仕事の予定調整やキャリアとの葛藤、疾患の発見・治療、流産などを経験し、自分と同じ思いをする女性を一人でも減らしたいと考えるようになり、2023年7月に株式会社フェミウェルを設立するに至りました。
起業して大変だった事を教えてください
オンラインショップはWEB集客・認知が第一と考え、自己資金の多くを広告費に溶かしてしまいました。
現在、広告効果は続いていますが、元が取れるほどの売上が立っていません。丁寧な梱包・問い合わせ対応で一人一人のお客様を大切に、リピーターを作っていきたいと思っています。
現在挑戦している事を教えてください
※2024年2月現在
取扱商品の主力は、月経カップ・月経ディスクという生理用品です。
こちら膣内に装着して使用するものであるため、「購入に際し実物を手に取って確かめたい」「使用方法を詳しく聞きたい」というニーズが多くあります。
そのニーズにお応えするために、月1回オフラインでフェムケア勉強会を2024年1月より始めました。花屋、コーチング講師、メディカルアロマ講師など、他分野の方とコラボすることでたくさんのお客様にアプローチしたいです。
なぜこの事業で起業したいと思ったのか?
経産省のフェムテック関連補助金が始まるなど、国として推している業界という点にビジネスチャンスがあると思いました。また、生理痛やPMS(月経前症候群)による欠勤や生産性の低下による労働損失が社会課題となっています。
今後は生理周期を快適に過ごすために、生理用品を自身の体にあったものや環境にやさしいものに変更する動きが出てくると予想し、「どこで買うか」の選択肢に弊社がなれるようにと考えています。
事業のこだわりポイントを教えてください
Amazonや楽天などの大手モールサイトで取り扱いのない、「地方の老舗企業がこだわって作った商品」や、「女性起業家の方が熱い思いをもって立ち上げたブランドの商品」など、高品質で安心して使える商品を仕入れています。月経カップや月経ディスクを初めて使用する方が安心して挑戦できる商品を厳選して提供しています。
起業してまず何から始めましたか?最初の一歩目を教えてください
まずはInstagramアカウントを立ち上げて情報発信を始めました。はじめのうちは、自分がフォローした方がフォローを返してくださるだけでしたが、投稿を重ねるたびにハッシュタグからの流入でフォロワーになってくださる方が出てきて嬉しい気持ちになりました。
どのようにStartup Hub Tokyo(スタハ)を利用しましたか?
見学に行った際に、コミュニティマネージャーの田口さんからお声がけいただき、「TAMAではじめたい私たち」のイベントに参加しました。そこで出会った女性起業家の方の企画したイベントに参加したり、ランチしたり、一緒にイベントを企画したりして、交友関係が広がりました。