スタハ起業家インタビュー
みなさんこんにちは!Startup Hub Tokyo TAMAの広報です。
今回は、TOKYO創業ステーション利用者でもある伴走コンサルタントの髙瀬 勉さんに起業までの道のりについて、インタビューを行いました。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1. 起業をすると決めた理由
- 2. 起業して大変だった事
- 3. 現在挑戦している事
- 4. なぜこの事業で起業したいと思ったのか?
- 5. 事業のこだわりポイントを教えてください
- 6. 起業してまず何から始めましたか?
- 7. どのように『Startup Hub Tokyo(スタハ)』を利用しましたか?
起業をすると決めた理由を教えてください
転機は 2022年秋まで常勤監査役を務めたITベンチャー企業が、大株主主導で創業者を追放し、会社を消滅させたことです。
IPOありきで、背伸びした事業計画と未熟な社内体制のまま、創業者が支配権を失う大型資金調達が行われたことが原因でした。事業モデルに自信があるから、多少無理はあっても、計画と実行推進体制が未熟なまま突っ走る経営者に失敗させない、コンプライアンスを意識した経営を伴走支援するために起業しました。
起業して大変だった事を教えてください
上場会社から老舗企業、中小企業、ベンチャー企業など様々な会社でボードメンバーとして企業経営に携わった経験は、コンテンツ化されたサービスではないため、報酬をいただくビジネスとして、試行錯誤が続いています。
現在も方向性や価値観が共にできる経営者、起業家に出会う機会を大切にして、自分自身の人間性や経験をどうお伝えできるか。伴走するパートナーとして評価いただける難しさを実感しながらチャレンジしています。
現在挑戦している事を教えてください
※2024年5月現在
ベンチャー企業だけでなく社歴のある中堅、中小企業もコンプライアンスを意識した透明性の高い事業承継できる経営体制の構築が課題であることを実感しています。
事業の目的を達成し、収益を積み重ねていくだけの経営ではなく、全てのステークホルダーに対して責任を持った企業経営を実践できる経営方針の策定や経営体制、執行体制の構築を仕組み化することで社会の公益に資する会社経営の伴走サポートに挑戦したいと考えています。
なぜこの事業で起業したいと思ったのか?
証券、ITソリューション、デジタルマーケティング、食品製造、着物製造販売、リサイクル、経営コンサルティングなど多岐にわたる事業にボードメンバーとして従事した自分自身の経験を活かすために、伴走コンサルティング事業で起業しました。これまで築いてきた人脈や様々なネットワークを活かすことで経営課題に対しての様々な選択肢を提案することが出来る「なんでも屋」として経営に伴走することで社会貢献を目指したいです。
起業してまず何から始めましたか?最初の一歩目を教えてください
じっくり準備しての起業ではなかったので、個人事業主としてスタートするにあたって、まずは案件獲得、お客様となる経営者に巡り合う機会を作ることからスタートしました。経営者交流会などへの参加はもちろんですが、コンサルティングや顧問契約を紹介するサイトへも登録しながら、お客様探しをゼロからスタートしました。そして様々な課題に対応できる仲間になるブレーンを見つけ、情報共有することで契約案件に繋がりました。
どのようにStartup Hub Tokyo(スタハ)を利用しましたか?
スタハの活用方法は、個人事業主として起業すると決めた状況で自身の経験をコンテンツ化するために情報収集の機会として活用し自身と同じように迷いながらも前向きに生きる同志たちと出会いました。
起業するまでは 創業社長に招聘される形で経営に参画してきたため自身がリーダーとなって当事者として会社経営・事業運営を行ってきましたが、
経験やノウハウのコンテンツ化、整理が出来ておらず スタハのカリキュラムへの参加を通じて整理・言語化を進めたことで、少しはハッタリも効かせたプレゼンで新規案件を獲得出来ました。
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