Startup Hub Tokyo TAMA起業家インタビュー(宮下 洋亮)

Startup Hub Tokyo TAMA起業家インタビュー


みなさんこんにちは!Startup Hub Tokyo TAMAの広報です。
今回は、TOKYO創業ステーション利用者でもあるHopeWay Livin(ホープウェイリヴィン)(代表:宮下 洋亮さん)に、起業までの道のりについてインタビューを行いました。
ぜひ最後までご覧ください。

宮下 洋亮さん

宮下 洋亮さん

HopeWay Livin(ホープウェイリヴィン) 代表

目次

  1. 1. 事業内容について
  2. 2. 起業したきっかけ
  3. 3. 起業して大変だったこと
  4. 4. なぜこの事業で起業しようと思ったのか
  5. 5. 事業のこだわりポイント
  6. 6. 起業して最初に取り組んだこと
  7. 7. 現在挑戦していること
  8. 8. 利用した支援サービス
  9. 9. 利用して良かった点

事業内容について教えてください

自費介護サービスを中心に、地域で支え合う仕組みづくりを目指した地域支援活動を行っています。

介護保険に頼らず、一人ひとりの「やりたい」「こう生きたい」に寄り添う支援を大切にしています。

起業したきっかけを教えてください

有料老人ホームで働いていた時の経験が原点です。

「その人らしさに深く寄り添う」という理念に共感し、介護の世界に入りました。

しかし現場では、「家に帰りたい」と願いながらも叶わない入居者様の姿、そして理想と現実の狭間で疲弊していく職員の姿を目の当たりにしました。

そんな中で知ったのが、オランダの認知症ケア施設 ホグウェイ です。施設でありながら、スーパーや飲食店、映画館まで備え、一つの“街”として機能する環境。

そこではBPSD(行動・心理症状)がほとんど見られないという事実に、強い衝撃を受けました。

「日本にもホグウェイをつくりたい」そう思ったことが、すべての始まりでした。

起業して大変だったことは何ですか

正直なところ、「大変だった」と強く感じる出来事は、まだあまりありません。

すべてが初めてのことばかりで、新しいことに挑戦する楽しさを感じています。

強いて挙げるなら、イベントでトラブルがあり、謝罪や挨拶に回ったことです。

なぜこの事業で起業しようと思ったのですか

ホグウェイの仕組みは、日本では制度や文化の違いからそのまま導入することは現実的ではありません。だからこそ、日本ならではの「ホグウェイ」の形を模索するため、在宅介護の現場を知ろうと訪問介護の道へ進みました。

そこで見えたのは、介護保険では支えきれない「日常の隙間」でした。その限界を知ったとき、「場所」そのものを変える必要があると感じました。

支え合い、見守り合う「互助」が機能していたかつての地域社会の姿を取り戻したい。そう考える中で出会ったのが団地です。団地を一つの街のように捉え、「日本版ホグウェイ」の可能性を見出しました。

その第一歩として、HopeWay Livin、そして「井戸端介護」を立ち上げました。

事業のこだわりポイントを教えてください

介護保険に頼らないことです。介護保険を利用すると、どうしてもお客様の要望に100%応えることができません。

ただし、その分マネタイズが難しく、そこが現在の大きな課題でもあります。

起業して最初に取り組んだことは何ですか

まだ「起業」したという実感はあまりないです。業務委託を受けて自費介護サービスを提供している段階ですので、勉強しながら起業資金をいただいている気持ちです。

実は最初、単発のアルバイトだと思って登録しましたが、もともと起業したい想いがあったので、踏み出す良いきっかけになったと感じています。

身一つでサービス提供ができ、交通費程度しか経費がかからない点も、一歩目として現実的でした。

現在挑戦していることを教えてください

オリジナルの自社サービスの確立に向けて、試行錯誤しています。

自費介護の業務委託には慣れてきましたが、まだ出会ったことのないお客様も多く、新規のご依頼を受けるたびに挑戦の連続です。

利用した支援サービスについて教えてください

コンシェルジュ相談、プランコンサルティング(事業計画書作成)、イベント・ゼミ参加、Startup Hub Tokyo TAMAのラウンジ利用などを活用しました。

利用して良かった点は何ですか

イベントを通じて、同じように起業の志を持つ方々とつながれたことです。

特別に何かが起きるわけではありませんが、同じ方向を向く人と、いつでも連絡を取れる状態にあること自体が、とても心強いと感じています。