2022.10.27 起業コンシェルジュインタビュー竹村 公一氏

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2022.10.27


「起業のことを相談してみたいけれど、どのコンシェルジュに相談すればいいか迷っている。」
「コンシェルジュがどんなことをしている人なのか興味がある。」
そんなみなさまにスタハTAMAコンシェルジュのことをもっと知って頂くために
各コンシェルジュにご自身のこと、起業相談のことをインタビューしました。

第25回目は竹村公一コンシェルジュです。

竹村 公一氏


竹村 公一氏プロフィールはこちら



【現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。】

地域の商品づくりや地域人材育成をはじめとした地域活性の取り組みを行っています。
大学と連携して、新しいビジネスチャンスの創出をサポートしたり、カフェを立ち上げたり、地域を盛り上げる宿泊飲食施設の開業などに取り組んでいます。
特定の地域に絞らず、地域課題に対して総合的に支援しています。

【起業するきっかけや経緯は?】

広告代理店で長くサラリーマンをやってきたので、段々と仕事のパターンが見えてきて従来の仕事に満足感を持てたこと、年齢的にもセカンドステージに差し掛かったタイミングだったこと、自分のやりたい事が見えてきたことがきっかけです。
社会的価値・意義があるという意味で地方に可能性を感じていて、ビジネスとしても面白いものが出来そうだ、という期待感がありました。

【起業してよかったことは?】

よかったことは付き合う人が変わってきたことですね。
企業に属していたころとは働き方や仕事内容も変わりますし、どちらが良い悪いではないですが、付き合う人の幅が広がるのはプラスだと思っています。
起業に関わらず企業に属している場合にも言えることですが、どんな場所、環境でも良いところを見つけ出して、目の前の仕事を好きな仕事に寄せていくこと、自分の土俵に引き寄せていくよう心がけていくと良いですよ。

【起業時の困ったことや失敗談あれば教えてください。】

企業に属していた時は当たり前にお願いしていたIT関連のサポートや経理周りを全て自分でやらないといけないことは、わかっていたことですが困ったことの一つですね。
不得意なところも自分で解決しなければ当然進んでいかないので。
会社員から起業・独立を考えているのであれば経理やセキュリティ関係など本社機能的なところも興味関心を持って、面倒くさがらずに知見を持っておくことは意外と大切です。

【起業相談での得意分野はなんですか?】

プロポーザル提案をやってきたので、提案の核心を掴むお手伝いは得意です。
どの課題を解決すべきなのか、事業の本質を整理して形にするサポートができます。
手段、技術、方法など具体的な準備についてもお受けできますが、ご自身の考える提案が事業の核心を掴めているか、といったご相談の方がお役に立てるかと。
とはいえ、私たちコンシェルジュが答えを提示するのは違うので、ご自身が考えられた解に対して、一参考意見を徴収するくらいのつもりで聞いてもらえると良いですね。

【起業相談の際に心掛けていることは?】

相談者のアイディアの本質を見極めること、提供される価値が何かを明確にすることを大切にしています。
相談者の中にはマネタイジングを聞きたい方が多いと思いますが、アイディアの本質や提供される価値が明確になればどこからお金が取れるかが見えてきます。
着想が良くてもマネタイジングができないとボランティアになってしまうので、あくまでビジネスとして成立させるために、相談者が「本質の見極め」ができるようにサポートしています。

【起業相談の前に準備しておいたほうがよいことは?】

自分の課題を明確にして、何を聞きたいのかはっきりさせておくことですね。
「自分はどうしたらよいですか」「自分は何をしたらよいですか」などのまっさらな状態より、「私はこう考えているがどう思うか」など自分なりの答えを持ってから来てもらえるとこちらもアドバイスしやすいです。
アイディアの素地があれば「○○加えてみたら?」など派生される可能性のアドバイスができます。

【起業相談をしようか迷っている方へメッセージをお願いします。】

相談は無料なので、気を遣わずに予約してみたらどうでしょうか。
もし相談するかどうか迷っているならば、まだやりたいことと出会っていない、つまり起業するタイミングが来ていないということです。
小さくてもやりたいことが見つかったのであれば気軽にご相談に来てください。



【インタビューを終えて…】
竹村さんと話してみたいなと思った方は
是非、TOKYO創業ステーションHPから起業相談をご予約ください。

次回のコンシェルジュのインタビューをお楽しみに!