2023.2.6 起業コンシェルジュインタビュー 山本 大輔氏

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2023.2.6


「起業のことを相談してみたいけれど、どのコンシェルジュに相談すればいいか迷っている。」
「コンシェルジュがどんなことをしている人なのか興味がある。」
そんなみなさまにスタハTAMAコンシェルジュのことをもっと知って頂くために
各コンシェルジュにご自身のこと、起業相談のことをインタビューしました。

第27回目は山本 大輔コンシェルジュです。

山本 大輔氏


山本 大輔氏プロフィールはこちら



【現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。】


現在の事業は認知症予防を軸とし自社サービスを展開しつつシステム開発を実施しています。認知症予防については大学などの研究機関と共同研究を行い、得られたノウハウを元に自社サービスを展開しています。


【起業するきっかけや経緯は?】


独立・起業それぞれでお答えしますね。まず独立したきっかけは、“ノリ“です。当時、政治家を目指す知り合いのIT周りのサポートをしていたのですが、彼が国政選挙に出馬し480議席中480番目に当選したんです。当選確実が出たのは明け方になっていました。
傍らで見守っていた自分ですが、当選発表の翌日には当時勤めていた会社に退職願を出していました。
起業のきっかけは自分事として何の事業なら土俵際でも耐えられるかと考えた時、私にとっては家族の問題でした。家族の誇りを蝕んでいく認知症に対して何かしたい。そんな想いで現在の会社を始めました。
起業って、スタートすることではなく、その後事業を続けていくことの方が何倍も難しいんです。だから、始めるまでに時間を割いたり、考えすぎてハードルを上げてしまうのはとてももったいないと思いますね。


【起業してよかったことは?】


自分が作ったものが個人名ではなく、社会に遺ることですね。具体的には開発に携わったアプリが日常生活で触れる場所にサービス告知が出されている姿を見たときや、研究した成果を学会発表したときなど、仕事として社会に還元できたという実感を得ることができました。
社会貢献ができている実感を得られることは、個人として家族をもったりお金を稼いだりという喜びとは別物です。自らの手で作り上げた実感をえられた時が起業してよかったと感じる瞬間です。


【起業時の困ったことや失敗談あれば教えてください。】


「悲観的に考えて、楽観的に動く。」がポリシーなので、あまり想定外のことはおきないです。仲間と上手くいかなかったり、人間関係を長期的に続けていくことの方が最も難しいんのではないですかね。
あとは時間の使い方です。やるべきことに時間を割きたいが関係のないところに時間を使ってしまったと後から気づくことは多々あります。やらないことを決めることの難しさは痛感しますね。


【起業相談での得意分野は?】


現在はAI技術を活用した認知症予防ソリューションを提供しています。具体的には画像解析技術と機械学習を活用した認知機能チェッカーや認知機能トレーニングを目的としたAPI提供などヘルステックの領域で活動しています。
IT分野に関しては介護系や不動産、HR系の各種webサービス開発やアプリ開発を行っていましたので、各業種のテック系領域のディスカッションは可能です。


【起業相談の際に心掛けていることは?】


相手に寄り添って傾聴することです。起業するかしないかで迷っている方には「2年無給だったとしてもやりたいですか?」と伝えます。それでもやりたいことなら迷うことなくすべきだと思っています。


【起業相談の前に準備しておいたほうがよいことは?】


相談は事前に予約ができます。すでに事業アイデアがある場合は、2点ほど準備をお願いします。ご自身の考えるアイデアの顧客は誰か?その顧客がご自身の作るサービスを使う理由がなにか?の2点です。事業アイデアのない場合はその旨記載いただければ、一緒に導き出していけるかと思います。


【起業相談をしようか迷っている方へのメッセージ】


起業は決めることの連続です。自分がやったことがそのまま返ってきますし、迷っていたら時間だけがどんどん消費されていきます。今日が一番若いですから、迷っている今、申し込みましょう!




【インタビューを終えて…】
山本さんと話してみたいなと思った方は
是非、TOKYO創業ステーションHPから起業相談をご予約ください。

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次回のコンシェルジュのインタビューをお楽しみに!