2025.3.29 起業コンシェルジュインタビュー 目取眞 興明氏

2024.3.29 起業コンシェルジュインタビュー 目取眞 興明氏


みなさんこんにちは!Startup Hub Tokyo TAMAの広報です。
「起業のことを相談してみたいけれど、どのコンシェルジュに相談すればいいか迷っている。」 「コンシェルジュがどんなことをしている人なのか興味がある。」 そんなみなさまにスタハTAMAコンシェルジュのことをもっと知って頂くために 各コンシェルジュにご自身のこと、起業相談のことをインタビューしました。
ぜひ最後までご覧ください。

目取眞 興明

◆私にお任せください!
食品ロス、官民連携、地方創生

◆得意業界
地方創生、一次産業、食品加工、商品企画、カレー

◆専門分野
広報PR、ものづくり、地域復興・観光

◆プロフィール
1990年12月生まれ、沖縄県那覇市出身。東京農業大学卒。
累計2000食以上のレトルトカレーを食べた研究家。
2018年に食品ロス削減のため「もったいないまつり」を開始。
2021年にMOTTAINAI BATON株式会社を設立し、カレー化でフードロス問題の解決に挑む。

目次

  1. 1. 現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。
  2. 2. 起業するきっかけや経緯は?
  3. 3. 起業に興味をもったきっかけは?
  4. 4.起業してよかったことは?
  5. 5. 起業相談での得意分野は
  6. 6. 起業相談しようかと迷っている方へのメッセージ

1.現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。

MOTTAINAI BATON株式会社で、日本の食品ロスをレトルトカレーで解決する事業を行っています。具体的には、規格外の野菜や、未利用魚、日本国内ではまだ知名度が高くない地域のブランド野菜などといった“もったいない食材”を活用して、地域やクライアントと連携しながらオリジナルカレーを開発し、販売しています。

最近では学校などの教育機関とも連携し、学生さんたちとカレーの共同開発を行いながら、食育の推進につながる活動も行っていますね。

2. 起業するきっかけや経緯は?

前職は農業系ベンチャー企業で、バックオフィス業務全般に従事していました。当時は総務、人事などバックオフィスと呼ばれるものを、ほぼ全て担当していました。

ベンチャーの会社に所属していたので、いつか自分でやってみたいと思いました。活動をスタートすると決めたのはそのときです。まずは「もったいないまつり」というイベントを自ら企画・運営していました。回数を重ねるごとに依頼も増え、拡大の目途がたったタイミングで、会社を辞めて独立することにしました。

ただちょうどその頃に、世界でコロナが流行り始めました。イベントを開催すること自体も難しくなってしまったので、中長期的にやりたかったレトルトカレーの開発にシフトし、2021年10月に法人化しました。

3.起業に興味をもったきっかけは?

もともと、いつかは地元・沖縄に戻って事業を立ち上げたいという思いがありました。なかでも「食べること」が大好きだった私は、大学で学んだ経験も活かし、「食」という分野に絞ってビジネスのアイデアを考えていました。

改めて、「なぜ私は“食”にこだわるのだろう?」と自分に問い直してみたとき、思い出したのは幼少期の原体験でした。私の実家は兄弟4人の6人家族。私が小学4年生の頃、父が脳梗塞で倒れ、生活が苦しくても食べ物だけは不足させなかった母は、「食べ物があると心と体が豊かになる。」「お金がなくても食べ物だけで豊かになる。」

と言ってくれた。実は食卓に並んでいたものは、規格外の野菜や賞味期限切れのパンなど「食品ロス」を活用して、母は食卓を豊かにしていました。

調べていくうちに、日本では多くの食品が廃棄されていること知って。この課題を何らかのかたちで解決したいと思い、レトルトカレーの開発を思いつきました。

4.起業してよかったことは?

これまでのスキルを活かせていること、かもしれません。カレーひとつ開発するのには、生産者や工場、学校、パッケージデザイナー、販売先など10以上の団体と連携が必要です。経営者でありながら、カレーの企画・開発においてはプロジェクトを前進させるためにプロジェクトマネージャーのような動き方をしなくてはならないのです。

前職のバックオフィス業務では全方位からの提案や相談、意見が来るのを、優先順位をつけながら対応していました。バックオフィス業務と、カレーの開発していく過程には、何か共通するところがあるのかもしれませんね。

5.起業相談での得意分野は

私自身の強みとしては、自治体連携や地方創生、食に関わるビジネスなどと考えています。ただどんなビジネスの方であってもお話したいと思っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。アドバイスというよりかは、一緒に考えるようなスタンスで、いろいろお話しできればと思っています。

またこれまで年間300食、累計2000食のレトルトカレーを食べてきたので、カレーの相談もぜひお待ちしております。

6.起業相談しようかと迷っている方へのメッセージ

起業したいのであれば、まずは「やってみる」ということが大切なのではないかなと思います。飲食店をやりたい方は、まずは自分がつくった料理を誰かに食べてもらうとか。そこで得た気づきや成功体験が、後々必ず事業につながっていくはずです。小さいことから、まずはやってみましょう。



【インタビューを終えて…】
目取眞さんと話してみたいなと思った方は
是非、TOKYO創業ステーションHPから起業相談をご予約ください。

起業相談のご予約はこちら

次回のコンシェルジュのインタビューをお楽しみに!

目取眞 興明

◆私にお任せください!
食品ロス、官民連携、地方創生

◆得意業界
地方創生、一次産業、食品加工、商品企画、カレー

◆専門分野
広報PR、ものづくり、地域復興・観光

◆プロフィール
1990年12月生まれ、沖縄県那覇市出身。東京農業大学卒。
累計2000食以上のレトルトカレーを食べた研究家。
2018年に食品ロス削減のため「もったいないまつり」を開始。
2021年にMOTTAINAI BATON株式会社を設立し、カレー化でフードロス問題の解決に挑む。

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