2025.8.25 起業コンシェルジュインタビュー 矢島 佳澄氏

2025.8.25 起業コンシェルジュインタビュー 矢島 佳澄氏

矢島コンシェルジュ

みなさんこんにちは!Startup Hub Tokyo TAMAの広報です。
「起業のことを相談してみたいけれど、どのコンシェルジュに相談すればいいか迷っている。」 「コンシェルジュがどんなことをしている人なのか興味がある。」 そんなみなさまにTAMAコンシェルジュのことをもっと知っていただくために 各コンシェルジュにご自身のこと、起業相談のことをインタビューしました。
ぜひ最後までご覧ください。

矢島コンシェルジュ

矢島 佳澄

◆私にお任せください!
ハードウェアスタートアップ、ひとり起業、プロトタイプ開発

◆得意業界
ハードウェア、アート、IoT、ワークショップ、教育

◆専門分野
新規事業立ち上げ、ものづくり

◆プロフィール
大学院修了後、合同会社techika(テチカ) を設立。「柔らかいハードウェア」をテーマに、ワークショップの運営や展示作品制作、工業製品のプロトタイプ製作などを行う。2023年にYolni株式会社を起業し、ハードウェアエンジニアとして、夜道の不安に寄り添うIoT防犯アクセサリーYolni(ヨルニ)を開発している。 乙女電芸部というグループを主宰し、手芸と電子工作を組み合わせたワークショップを全国で実施。慶應義塾大学、武蔵野美術大学で非常勤講師もつとめる。

目次

  1. 1. 現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。
  2. 2. 起業に興味をもったきっかけや経緯は?
  3. 3. 起業してよかったことは?
  4. 4. 起業して大変だったことは?
  5. 5. 起業相談での得意分野は?
  6. 6. 起業相談しようかと迷っている方へのメッセージ

1.現在のご自身の事業や手掛けられていることを教えてください。

合同会社techika(テチカ)というひとり会社と、Yolni(ヨルニ)株式会社という4人チームのスタートアップを起業しています。

techikaは、「柔らかいハードウェア」をテーマに、布や有機物などの柔らかい素材をセンサーにするなど、電子部品や機構と柔らかい素材を組み合わせたものづくりで、展示作品の制作や工業製品のプロトタイプを製作しています。

また、ワークショップの企画・運営も行っています。主には「乙女電芸部」という活動を通じて、手芸と電子工作を組み合わせたワークショップを全国で開催。子どもたちに電子工作を親しみやすく伝えることをミッションに、年間60日ほどワークショップを実施していた時期もありました。

Yolni株式会社は、2023年に設立したIoTのハードウェアスタートアップです。夜道の不安に寄り添う防犯アクセサリー「Yolni」を開発しています。私はハードウェアエンジニアとして参画しています。他にも、慶應義塾大学や武蔵野美術大学で非常勤講師をつとめています。

2.起業に興味をもったきっかけや経緯は?

実は、親戚のほとんどが自営業で、サラリーマンは1割程度でした。それもあって小さい頃から「自分で事業をやる」という選択肢は身近にありました。

私がtechikaを起業したのは大学院を修了するタイミングでした。大学院時代から「乙女電芸部」の活動をスタートしており、イベント出展をしながら、そのイベントで知り合った企業様からいくつかお仕事をいただいていました。

就職を考えたとき、会社に新入社員として入ってから自分のやりたいことをするまでには、すごく時間がかかるのではないか。自分が理想の世界や作りたいものを作るためには、起業という選択肢の方が、近いのではないか。という思いがあり、起業することにしました。

3.起業してよかったことは?

まずは「合同会社techikaの代表社員」という肩書ができたことですね。個人事業主のときに「何をしているのですか」と聞かれた場合は、「ハードウェアエンジニアです」とか、「ワークショップデザイナーです」と名乗っていたのですが、しっくりこずにモヤモヤしていました。それが「会社の代表です」と言うことで説明が楽になりました。

あとは会社にしないとそもそも契約ができない企業もあるので、思い切って起業して良かったです。

4.起業して大変だったことは?

苦労したのは、当たり前のことですが、すべて自分でやらなければならないこと。特に体調管理は徹底していますね。大事な時に絶対に風邪をひいてはいけませんし、万が一の事態でも迷惑をかけないように気をつけています。

またものづくり事業はコストがかかりますが、オフィスはコワーキングスペースを利用し、経理もできる限り自分でやるなど、固定費を抑える工夫をしています。なるべくランニングコストがかからないように経営しています。

5.起業相談での得意分野は?

ハードウェアのものづくりに関しては、実体験をもとにお話しできることが多いかなと思います。またワークショップでいうと、これまで幼稚園から大学生までいろんな年齢の方々に向けて実施したことがあるので、企画から運営までぜひご相談ください。

6.起業相談しようかと迷っている方へのメッセージ

アイディアを育てた先に全員が起業する必要はないと思っています。ただ、ここに来て様々な起業家と話すことで、迷っている道が開けたり、心が定まったりすることはあると思うので、迷ったらまずは来てみてくださいね。

私もまだまだ挑戦している身なので、同じ立場で相談に乗りたいと思っています。私の経験が、少しでもこれから起業を考えている方の背中を押せたら嬉しいです。



【インタビューを終えて…】
矢島さんと話してみたいなと思った方は
是非、TOKYO創業ステーションHPから起業相談をご予約ください。

起業相談のご予約はこちら

次回のコンシェルジュのインタビューをお楽しみに!

矢島 佳澄

◆私にお任せください!
ハードウェアスタートアップ、ひとり起業、プロトタイプ開発

◆得意業界
ハードウェア、アート、IoT、ワークショップ、教育

◆専門分野
新規事業立ち上げ、ものづくり

◆プロフィール
大学院修了後、合同会社techika(テチカ) を設立。「柔らかいハードウェア」をテーマに、ワークショップの運営や展示作品制作、工業製品のプロトタイプ製作などを行う。2023年にYolni株式会社を起業し、ハードウェアエンジニアとして、夜道の不安に寄り添うIoT防犯アクセサリーYolni(ヨルニ)を開発している。 乙女電芸部というグループを主宰し、手芸と電子工作を組み合わせたワークショップを全国で実施。慶應義塾大学、武蔵野美術大学で非常勤講師もつとめる。

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