学生起業のメリット・デメリット

学生起業のメリット・デメリット

学生起業のメリット・デメリット・イメージ

学生起業のメリットとデメリットについてご紹介していきます。起業前に知ることでデメリットの部分を減らして、メリットの部分を大いに活用した起業をすることができます。一度目を通して、これからの活動に活かしてください。

学生起業のメリット

学生起業のメリットを5つご紹介しています。それぞれのメリットを把握して、学生起業ならではのビジネスを作り上げていきましょう。

メリット①発想力

学生起業は世の中を変えるような、新鮮な発想力を活かしたビジネスを始める絶好の機会です。学問の枠にとらわれず、自由な発想で問題解決に挑戦しやすいと考えています。
学生ならではの柔軟性や若さが、革新的なアイデアを生み出す源となります。アカデミックな知識と現実の問題に対する視点を融合させ、新たなビジネスチャンスを見つけ出すことで、市場に新風を吹き込むことができます。

メリット②メディアに取り上げられやすい

学生が起業することはメディアにとっても注目の的です。
若い世代がビジネスに挑戦する姿は社会的な関心を集めて、記事や取材の対象になりやすい傾向にあります。
起業時のマーケティングや広報戦略で考えると、とても追い風になりますので、学生起業はとても魅力的な起業の方法です。
メディア露出によってブランドイメージの向上や認知度の拡大につながり、顧客獲得に寄与することが期待できます。

メリット③家庭のリスクが低い

起業を踏み切ることができない理由として、家庭の事情が出てくることがあります。
家庭ごとの支出や、ライフステージによっては起業したいけど、起業できない・・・ということがよく起こります。
学生のうちに起業することは、こういった家庭の事情をあまり考えずに飛び込めることができる点でとても起業への第一歩が軽くなると思います。これは、社会に出てからの起業と比較してリスクが低い要因の一つです。

メリット④成長できる

学生起業は成長の機会が豊富です。ビジネスを運営する中で、経営スキル、マネジメント能力、リーダーシップ、プレゼンテーション力など、多くのスキルを磨くことができます。
また、失敗や挫折から学び、次のステップに向けて改善を重ねることで、個人の成長も実現することができます。
これらの経験やスキルは起業だけではない、将来のキャリアにとても役立つでしょう。

メリット⑤体力がある

学生はエネルギッシュで体力があります。
起業した直後には、何がなんでもやり抜かなければならないタイミングがあります。大学生活や学校のスケジュールをこなしながらの起業活動は一見大変に思えるかもしれませんが、若い世代の特権ともいえる体力とパワーがあれば、多忙な日々を乗り越えることができるでしょう。
体力を活かして効率的な時間管理や仕事のスケジュール調整を行いながら、起業活動に打ち込むことが重要です。

学生起業のデメリット

学生起業のデメリットを早期に把握して、一つずつ対策を練っていきましょう。まずはデメリットを知ることから始めてください。

デメリット①資金調達が難しい

学生起業家は、信用や経験が不足していることから資金調達が難しい場合があります。
銀行からの融資や投資家からの資金提供を受ける際に、十分なビジネスプランと信頼性を示すことが求められます。
この問題を克服するためには、作り込んだビジネスモデル・事業計画書の作成が必要です。
事業計画書の作成で困った時は、TOKYO創業ステーションTAMAのプランコンサルタントに相談してみてください。きっと事業計画書のブラッシュアップに役立つと思います(費用も無料です)。

デメリット②高いスキルを持つ仲間集めが難しい

学校の知り合いだけでは、高度な専門知識やスキルを持つ仲間を見つけるのは難しい場合があります。
技術者やマーケティングのプロフェッショナルなど、ビジネスを成功させるためには欠かせない人材を集めることが課題となります。
この課題に対処するには、SNSやコワーキングスペースを活用し、多様な分野の専門家と交流してスキルを共有し合うなどの方法が考えられます。またStartup Hub Tokyo TAMAなどの施設で行なっている学生起業向けのイベントで仲間集めをするのも良いかもしれません。

デメリット③ビジネスの一般的な知識が少ない

学生はビジネスの実務経験が限られているため、一般的なビジネス知識に乏しいことがあります。
経営戦略、会計、法務などビジネスにおいて必要な幅広い知識を持つことは重要ですが、これを克服するには、ビジネス関連の本やオンライン講座を利用して学習を進めることが必要です。
また、経験豊富なビジネスパートナーやメンターにアドバイスを仰ぐことも有益です。

デメリットの解消方法

学生起業のメリット・デメリット・イメージ

デメリットについてご紹介していきましたが、対策の方法もございますので、下記の解消方法をこれからの活動に活かしてください。

デメリット①資金調達の解消方法

資金調達にはリスクが伴いますが、小規模スタートや地道な収益構築で資金調達の必要を減らすことができます。
また、クラウドファンディングや助成金の活用も検討しましょう。

デメリット②高いスキルの仲間集めの解消方法

高いスキルを持つ仲間を見つけるために、SNSやコワーキングスペースを利用して、多様な分野の専門家と交流しましょう。
スキルを交換し合い、お互いのビジネスを成長させる環境を作り出しましょう。
Startup Hub Tokyo TAMA』では、学生の起業家志望の交流会や勉強会などを定期的に実施しています。ご興味がある方はぜひご利用ください。

デメリット③ビジネス知識不足の解消方法

本やオンライン講座を活用してビジネス知識を学びましょう。
またTOKYO創業ステーションTAMAのプランコンサルタント専門相談の相談も無料でお受けしていますのでご利用ください。

TOKYO創業ステーションTAMAの学生起業支援

TOKYO創業ステーションTAMAでは、学生起業家のご相談を多数お受けしております。事業計画書の作成や、経営に関する知識も補完できる場所となっておりますので、学生起業家として活躍したい方はぜひご利用ください。ご連絡お待ちしております。

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著者写真著者:
TOKYO創業ステーションTAMA
プランコンサルタント 
平井 東(ひらい あずま)


銀行にて法人向け貸出業務、税理士法人にて事業計画の作成業務、経営コンサルティング会社にてマーケティング戦略の立案・SEO対策・MEO対策・WEBサイト制作のディレクション等の業務、デジタルマーケティング会社にて大手企業向けのリスティング広告の運用業務、現在は、デジタルマーケティングと経営コンサルティングを行う会社を設立し、中小企業のご支援を行なっている。中小企業に必要な資金繰り・事業計画・計画達成のための戦術にあたるデジタルーマーケティングのノウハウを持っている。中小企業診断士。
相談は毎週木曜日 10:00~17:00 担当。