副業を成功に導くポイント7つ(これだけは押さえよう!)
副業を成功に導くポイント7つ(これだけは押さえよう!)

最近、収入アップや独立の準備などから副業を始めたい方が増えています。 しかし、副業を始めたいけど何から手をつければいいか分からない、実際に始めてみたけれど思ったより稼げない等の声も多く聞くようになりました。 この記事では、これから副業を始める初心者の方に向けて、副業のリスクを知った上で、自分に合った副業を選ぶポイント等、副業をスムーズに始めるための7つのポイントについて解説していきます。
目次
1.副業を始める目的を明確にしよう
副業といってもビジネスには変わりありません。また本業を抱えながら他のビジネスを展開していくため、「なぜ副業をしたいのか」副業を始めるメインの目的を明確にさせることが大切です。収入を増やしたい、将来独立する準備をしたい、転職の準備のためスキルをアップしたい等目的は様々です。目的があいまいだと、途中で迷ったり、方向性を見失ったりする可能性もあるので、まずは「目的=ゴール」を紙に書き出し明確にしましょう。
2.勤務先のルールを確認する
次に忘れてはいけないのが就業規則の確認です。 会社員の方は、必ず「副業が認められているか」を就業規則でチェックしましょう。 政府は働き方改革の一環として副業・兼業を推進していますが、その一方で副業を禁止または制限している企業もあり、無断で行うとトラブルになる可能性があります。 特に注意したいのは、本業と競合する仕事、勤務時間中の副業活動、社内情報を使う副業などです。トラブルを避けるためにも、事前確認と誠実な対応が大切です。
3.自分に合った副業を選ぶ

副業には以下のような種類がありますが、それぞれ特徴があり自分にあう副業を選ぶ事が大切です。自分が好きな分野やスキルがある分野を選ぶと参入しやすいです。
3-1スキルを活かす副業(専門スキル系)
ウェブライターやデザイナー、カメラマン、動画編集など「自分の得意分野」や「職業経験」を活かして収入を得るタイプです。
3-2オンライン販売・ネット物販(販売系)
メリカリ等での不要品販売や手作り品のハンドメイド販売、ネットショップ開設等のモノを売って収入を得るタイプです。物販系の場合は仕入れが必要なので資金確保が大切です。また、売れ残る場合もあるので在庫リスクに注意が必要です。
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3-3教える・伝える副業(教育・発信系)
家庭教師・学習サポートやオンライン講師等自分の経験や知識を活かして「教える」ことや、SNSやYouTube・TikTok配信等の情報発信で収入を得るタイプです。
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3-4現場・サービス提供型副業(リアルワーク系)
Uber Eats等のデリバリーや家事代行等、現場で直接サービスを提供するタイプです。副業の中でも「すぐ始めやすく」「成果が目に見える」仕事が多い特徴があります。
4.時間配分に気をつけてバランスを保つ
副業を始めた人が最も悩むのが「時間のやりくり」です。本業と副業を掛け持ちすることで、睡眠不足やストレスが増え、結果的にどちらの仕事にも悪影響が出るケースが多く見られます。成功している人の共通点は、「時間管理」にあります。 1日のスケジュールの中で副業に充てる時間をあらかじめ決めておくことが大切です。 また、「週10時間まで」「夜は22時まで」など、自分の中でルールを設けることで無理なく続けられます。 無理を続けると挫折につながる可能性もあるので、長く続けられるペースを見つけていきましょう。
5.高額な初期費用を避け、小さく始める
副業の失敗で最も多いのが「最初にお金をかけすぎた」ケースです。 例として、ネットショップ開業で高額な在庫を抱えたり、オンライン講座を始めるために機材や広告に数十万円を投じたりしても、結果が出ないことがあります。 副業の基本は「小さく始めて、大きく育てる」ことです。ノウハウの購入をするよりも、自分のスキルのある分野から始めることが成功のコツです。また、無料で始められるプラットフォームを活用しネット販売をするなど、少ない投資額から始めることでリスクを最小限に抑えることができます。
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6.自分が持つ信用力を維持する

副業においても本業同様に信用力が重要です。副業を始めたことで自分が持つ信用力を損なわないように注意することが大切です。 例として、自分がいくらよい商品と思ってもマルチまがいの商品を販売することで、友人や信用をなくす場合があります。また、本業と競合する業種での副業は社員としての信用を損なう場合もありますし、本業で知り合った顧客に営業をかけたりするとトラブルや誤解を招く可能性があります。 さらに、法律対応が必要な業種もあります。中古品を継続的に販売する場合は「古物商許可」が必要ですし、ネット販売等は「特定商取引法」の表記が必要です。また商品の紹介をするときには「景品表示法」の対応も必要です。 副業を始める前に「社会的に健全な活動か」、「本業の会社に迷惑をかけないか」「法的対応をしているか」等を確認し、今まで培ってきた信用力を損なわないようにしましょう。
7.副業でも「事業計画」を立てよう
「副業なのに、事業計画なんて大げさでは?」と思う人もいるかもしれません。 しかし、成功する副業者の多くは「簡易的な事業計画」を持っています。 「誰に」「何をいくらで」「どのように」提供するのか等ビジネスの骨格を考えます。また、副業開始にいくら資金が必要なのか投資額を算出し、採算がとれるビジネスかも検討していきましょう。
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まとめ

副業の成功のポイントは、「準備」と「継続力」です。 大切なのは、リスクを理解し、計画を立てて、コツコツ継続することです。 そのために、目的の明確化、法的リスクの確認、時間の管理、信用力の維持、自分に合った業種選び、初期費用の抑制、そして事業計画の策定が大切です。 この7つのポイントを意識することで、スムーズな副業の一歩を踏みだしましょう。 創業ステーションのプランコンサルには、副業の事業計画書について相談に来る方も多いです。7つのポイントを意識した事業計画書作成にもご気軽にご利用ください。
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著者:金 順玉(きむ すのう)
TAMAプランコンサルタント
家業である飲食店等の経営において、売上促進や業態転換などの経営戦略に携わり、その後経営コンサルタントとして独立。延べ2000社以上の様々な業種の経営改善に携わるなかで、SNS等で情報発信する前に、お客様にとって魅力ある商品作りや演出が不可欠なことを数多く経験。そのため、売上アップに必要な「お客様が欲しい商品・サービスの開発や演出」支援を多く展開している。
何もないところからビジネスを起こす創業支援や、創業セミナー講師を多数経験し、初心者にわかりやすく伝えることに定評がある。中小企業診断士、消費生活アドバイザー。
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